2013年03月18日

誘致悲願なのに 迷惑料要求???

  久しぶりの更新です。時々イソバのブログ訪れていただいている皆さん ありがとうございます。
色々なことが春の訪れとともに好転していってほしいです。      
 そんな中今日の琉球新報の記事にびっくり!!!   誘致悲願なのに 迷惑料要求???

    国、賃借料年500万円 与那国自衛隊用地

与那国島へ陸上自衛隊沿岸監視部隊を配置する計画を進めている防衛省が、部隊用地として同島南牧場の20ヘクタールを年500万円で借り上げる計画を立て、町に提示していることが17日までに分かった。これに対し、町側は年1200万円の借地料と、迷惑料などとして10億円を要求し、交渉が難航している。防衛省は本年度中に用地を取得する予定だが、金額の隔たりが大きく、来年度以降にずれ込む可能性が出てきた。
 関係者によると、防衛省側は年500万円で小中学生の給食費無料化、島外で出産しなければならない妊婦の渡航費用に充当できるなどと提案している。町は自衛隊誘致の目的に経済効果を挙げているため、年500万円では町民の理解が得られないと算段し、上積みを要求したとみられる。
 防衛省は本年度予算で用地取得費として10億円計上。費用には現況調査、敷地造成に係る実施設計、移転補償費などが含まれていて、これまでに南牧場やインビ岳西側周辺の測量調査を実施してきた。陸自沿岸監視部隊のほか、空自移動警戒隊の配置も検討しており、全体では南牧場の20ヘクタールを含む約26ヘクタールの取得を目指している。
 防衛省は2012年度に用地を取得し、造成工事を開始し、15年度までに部隊配置を完了する計画を11年11月の住民説明会で説明していた。13年度予算案では監視装置取得費などとして62億円を計上している。
 与那国島への自衛隊配置をめぐっては、町民が誘致推進派と反対派に分かれ、双方が活動を展開。推進派の中には経済効果を期待する声も多く、防衛省と町の交渉次第では町内世論にも影響を与えそうだ。


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Posted by 与那国イソバの会 at 19:49│Comments(4)自衛隊誘致反対
この記事へのコメント
素朴な疑問です。
なぜ、自衛隊は陸自沿岸監視部隊、空自移動警戒部隊配置を与那国に場所を選んだのでしょうか?

町長、町議員、賛成派たちをはじめ島の住民たちにはそのことは説明されているのでしょうか? あるいは、何故、与那国なのかという認識を賛成派、反対派は防衛庁に質問をしたことはるのでしょうか?

戦後処理として沖縄本島に地理的有利という名目で米軍が68年間も居座り、
基地が在るがゆえに、人的、自然災害がおきております。県民の日常生活にも大いに影響を及ばしております。

そのにの舞を与那国は自衛隊誘致で被るということは念頭にないのでしょうか・

幸い、自衛隊誘致と島の経済をリンクすることも目的として町長は誘致賛成を
アピールしてきましたが、もし、それが経済活性かつリンクしなければ反対も
ありうるようなニューアンスを彼の最近のコメントからマスコミの重宝から
受け取れれます。

島の将来の風向き方向、いい方向へ進むことを切に願います。

何が将来の与那国にとってベストか、50年、100年単位で島の将来を
ギンミしてください。祖先が残してくれた与那国島、現在生きている人たちの
判断、決断が間違えば、次の世代の子供たち、孫たちが怒涛に迷うでしょう。
そういうことがおこならないように!!!!、
Posted by 見守る人見守る人 at 2013年03月24日 01:28
 町長・与党議員・誘致派はハゲタカなのか。ゆすり、たかり脅迫を想起させる折衝内容だ。実に、恥ずかしい、嘆かわしい。どうなんとうと生きてきて、こんなに情けない思いをしたことは、いまだかつてない。

 どなんの山河を、どなんとうの魂をどう思っているのだろう。イソバの時代から今日まで、脈々と続く誇り高い清々しい精神柱をどこへ持っていくつもりなのか。
金には換えがたいことだ。

 この先、この島が、多少の盛衰があったところで、意に介することはない。
与那国情緒で島民が等しく交わり、永遠にやすらけく生活していくことが肝要では
ないか。

 そのために、町長・議員というものはいる。
Posted by yogarasu at 2013年03月24日 04:19
ご参考までに

瀬戸内海の豊島に住んでいます。以前、現在の三菱マテリアルの前身の会社が、豊島に銅の精錬所を建設する計画を発表しました。ところが豊島では賛成・反対両論が飛び交い、結果として豊島では受入れず、隣の直島に精錬所ができることになりました。豊島では「トンビにあぶらげをさらわれた」と反対した人に非難があったそうです。ところが、三菱マテリアルは直島に雇用ももたらしましたが、公害も引き起こしました。そしていまでは十分な雇用の確保が厳しくなっています。残るのは公害の傷跡だけとなりかねません。一定の期間、雇用と経済発展をもたらしたのは事実であり評価すべきとは思いますが、今、直島、豊島双方では、お金が乏しかった時代に精錬所を作らなかった豊島の決断にスポットが当たっています。
その後、豊島では、大量の産業廃棄物が島に不法投棄されるという事件が起こりましたが、これも香川県に責任を認めさせて、現在香川県が公費で撤去しています。
島を守るということは、経済面も軽視できないので、容易なことではないですね。
Posted by from Tesima at 2013年03月28日 09:16
Tesima さんの情報、とても貴重でありがたいですね。

一時的な利益に目がくらみ、自衛隊誘致に賛成しても、本当に、その決断が
長期的な与那国の為になるのかどうか、疑問。

公害を生む。ごらんなさい。福島県と原子力発電所。原子力発電所のおかげで地元にはかなりのお金が落ちたと思う。でも、予期せぬ東北震災でどうなっておりますか?人々は目に見えない放射線物質におびえ、これから結婚して家庭持つであろう、そして、子育てする若者たちの故郷を離れている数が増えていという。

安価なエネルギー確保の為に産業廃棄物処理問題も世界中でまだ解決されていないという。かろうじて、ヨーロッパのフィイランドが唯一処理物保蔵庫建設したとマスコミでは報道されているが、そういうことはないだろうが、仮に、仮にですよ、もし自衛隊を与那国に誘致すれば、誰がわかりますか、設置目的、
情報収集目的以外の事にも使用されないと誰が保障できようか!
たとえば、、日本ではほとんどの自治体も産業廃棄物を受け入れることには反対している。産業廃棄を与那国にもってくる。ということもなきしもあらず。などと考えること事態ばかばかしいだろうか。過去に与那国に産業処理物をもってこさせようと賛成していた町長がいた。幸い、与那国の若者たちがマスコミを巻き込んで反対に成功した事実がある。Dr. コトーでそれに似たようなシーンが
あったけな。

自衛隊は国民を守ると誰もが思っているだろうが、逆に国民の行動を監視しているそうだ。最近、そのような記事がネットで出ていた。

それから、飛んでくるミサイルを打ち落とす装置を沖縄本島に持ってきているそうだ。与那国にも同じことがないとはいえないではあるまいか!
Posted by 見守る人見守る人 at 2013年04月22日 13:39
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