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2016年08月15日
War is not the answer
ブログ更新怠けていました。 そしてまたしばらく旅に出ます。
お盆がめぐって、亡くなった人を想います。あのひとも、あのひとも。
こんな時、生きていたらなんて言うかな、と考えてしまいます。
高江の映像を見ながら、どうしてこんな国になってしまったんだろう、と思う。
悔しい思いをどう変換していこう?あっちこっちで、反対運動が連鎖。反原発運動も。
自分の仕事放り出してでもやらないといけない。そんな運動はきつくて大変。
でも、もうこの時代、自分の仕事と折り合いつけて、皆で抵抗をあきらめなければ、何とか道は
開かれると思う。国が強制的に物事を進められる時代ではない。
憲法は、人権保障の基本原則について、国民がそれを守る努力を怠ったとき、
憲法12条に書かれている『国民に保障する自由及び権利』は失われかねないと警告しています。
不断の努力。続く闘い。沖縄も、鹿児島も。 軍事力では解決できることは何一つない。
鹿児島県 馬毛島の問題。 普天間は 移設を条件としない閉鎖・撤去で行きましょう!!
それぞれの島にいろんな思いが詰まっているんだな。
沖縄県翁長知事に対する申入書
今月18日に沖縄県翁長知事が、普天間の代替施設の可能性を探るため、馬毛島を視察されるという話は、馬毛島の基地建設に反対の意を発信し続けてきた屋久島の住民である私たちにとっては、大きな驚きと戸惑いを感じさせられるものでした。
沖縄から基地をなくしたいという知事の思いと、私たちが馬毛島の軍事基地化に反対する思いがまったく同じ土壌に立つものと信じていたからです。
「宝の島」と言われるほど豊かな漁場と自然に恵まれた馬毛島には、かつては集落の賑わいがあり、農漁業を営む人々の暮しが存在していました。しかし、本土の数々の利権の手が島を襲い、翻弄されていくなか、土地を手放さざるを得なかった人々が島を離れ、無人島になってしまいました。その島が、現在の土地所有者である個人によって、絶滅危惧種であるマゲシカの生息地を破壊して滑走路が造られ、2007年にはFCLP(米軍空母艦載機離発着訓練施設)候補地にあげられました。種子島・屋久島の住民は一斉に反対の声をあげ、同時に1市3町も基地問題協議会を発足させ、反対の意を表明してきました。
私たち「馬毛島を守る会 屋久島」は基地建設反対の活動を続けるなか、独自の学習会も多々開催し、沖縄から多くのことを学ばせていただきました。また、たくさんの志を同じくする沖縄の方々から署名や激励の言葉をいただいてきました。その根底には、私たちの活動が沖縄の基地負担軽減、さらには日本全体の軍事力に頼らない平和構築にもつながるという市民レベルでの熱い連帯の意識があったと確信しています。
普天間の訓練機能の一部を馬毛島に移しても、それはまた新たな基地の追加につながることにしかならないのではないかと危惧しています。普天間の基地固定化を避け、沖縄全体の基地負担軽減をはかるためには、やはり日本から米軍基地をなくしていく方向性を基本とした複合的・重層的な視野が必要ではないでしょうか。
今回の知事の視察が、沖縄と種子島・屋久島だけでなく、日本のさまざまな地域と基地問題を共有し、真の平和構築に向かって、多くの人が手と手をつなぐきっかけとなることを願ってやみません。
平成28年7月17日
「馬毛島を守る会 屋久島」
会長 中島 正道
http://magejima.blog.fc2.com/ 馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会
お盆がめぐって、亡くなった人を想います。あのひとも、あのひとも。
こんな時、生きていたらなんて言うかな、と考えてしまいます。
高江の映像を見ながら、どうしてこんな国になってしまったんだろう、と思う。
悔しい思いをどう変換していこう?あっちこっちで、反対運動が連鎖。反原発運動も。
自分の仕事放り出してでもやらないといけない。そんな運動はきつくて大変。
でも、もうこの時代、自分の仕事と折り合いつけて、皆で抵抗をあきらめなければ、何とか道は
開かれると思う。国が強制的に物事を進められる時代ではない。
憲法は、人権保障の基本原則について、国民がそれを守る努力を怠ったとき、
憲法12条に書かれている『国民に保障する自由及び権利』は失われかねないと警告しています。
不断の努力。続く闘い。沖縄も、鹿児島も。 軍事力では解決できることは何一つない。
鹿児島県 馬毛島の問題。 普天間は 移設を条件としない閉鎖・撤去で行きましょう!!
それぞれの島にいろんな思いが詰まっているんだな。
沖縄県翁長知事に対する申入書
今月18日に沖縄県翁長知事が、普天間の代替施設の可能性を探るため、馬毛島を視察されるという話は、馬毛島の基地建設に反対の意を発信し続けてきた屋久島の住民である私たちにとっては、大きな驚きと戸惑いを感じさせられるものでした。
沖縄から基地をなくしたいという知事の思いと、私たちが馬毛島の軍事基地化に反対する思いがまったく同じ土壌に立つものと信じていたからです。
「宝の島」と言われるほど豊かな漁場と自然に恵まれた馬毛島には、かつては集落の賑わいがあり、農漁業を営む人々の暮しが存在していました。しかし、本土の数々の利権の手が島を襲い、翻弄されていくなか、土地を手放さざるを得なかった人々が島を離れ、無人島になってしまいました。その島が、現在の土地所有者である個人によって、絶滅危惧種であるマゲシカの生息地を破壊して滑走路が造られ、2007年にはFCLP(米軍空母艦載機離発着訓練施設)候補地にあげられました。種子島・屋久島の住民は一斉に反対の声をあげ、同時に1市3町も基地問題協議会を発足させ、反対の意を表明してきました。
私たち「馬毛島を守る会 屋久島」は基地建設反対の活動を続けるなか、独自の学習会も多々開催し、沖縄から多くのことを学ばせていただきました。また、たくさんの志を同じくする沖縄の方々から署名や激励の言葉をいただいてきました。その根底には、私たちの活動が沖縄の基地負担軽減、さらには日本全体の軍事力に頼らない平和構築にもつながるという市民レベルでの熱い連帯の意識があったと確信しています。
普天間の訓練機能の一部を馬毛島に移しても、それはまた新たな基地の追加につながることにしかならないのではないかと危惧しています。普天間の基地固定化を避け、沖縄全体の基地負担軽減をはかるためには、やはり日本から米軍基地をなくしていく方向性を基本とした複合的・重層的な視野が必要ではないでしょうか。
今回の知事の視察が、沖縄と種子島・屋久島だけでなく、日本のさまざまな地域と基地問題を共有し、真の平和構築に向かって、多くの人が手と手をつなぐきっかけとなることを願ってやみません。
平成28年7月17日
「馬毛島を守る会 屋久島」
会長 中島 正道
http://magejima.blog.fc2.com/ 馬毛島の軍事施設化を許さない屋久島の会
Posted by 与那国イソバの会 at
22:42
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