【PR】

  

Posted by TI-DA at

2013年10月30日

みなさんイメージできますか?

季節外れの台風の影響でとても涼しくなり過ごしやすい毎日です。
雨がすくないので植えつけたばかりのサトウキビ、シケが続き漁に出られない海人、ダイビング船などは心配ですが。

先日、開催しました講演会の前に防衛省が建設予定地としている現場に講師の先生たちと行って来ました。

駐屯地・監視所地区です。


奥の小高い丘を切り開き沿岸監視レーダーが建ちます。すぐ下は久部良集落中組、南組です。

監視レーダーの右手(東の方向)には久部良集落の水タンクがあります。奥には中学校体育館が見えます。


全天候型400Mトラックのグラウンドの予定地です。


インビ岳監視所建設予定地です。
環境省が指定したばかりの絶滅が危惧される動植物が生息している場所です。
20M~40Mの鉄塔が5基建ちます。



みなさんイメージできますか?(写真が小さくてゴメンナサイ)
この日、風は強かったのですが、ポカポカ陽気の気持ちの良いハイキング日和でした。(お弁当持って家族でピクニックするには最適な場所ですよ!)

この地がフェンスに囲まれる!基地に見下ろされ、レーダー電磁波を浴びながら生活をする!

みなさんイメージできますか?

国の政策であろうが、イヤなことは 困ることは堂々と「反対です!やめてください!」と言って良いのです。

主権は国民にあるのです。我々最西端の孤島に住んでいようが等しく権利はあるのですから。


おまけ

太平洋戦争中 不時着した日本軍の飛行機の燃料タンクが途中に落ちていました。上部を切り開き牛馬の水のみ桶として利用していたそうです。

  


2013年10月24日

講演会は大盛況!

昨日、「みんなに知ってもらいたいほんとうのこと!」というタイトルで開催しました講演会は準備したイスがほとんど埋まるという会場いっぱいの参加者で盛り上がりました!

講師の2名の先生、スタッフの皆さん、参加してくださった皆さん本当にありがとうございました。

我々イソバの会がメインでとりくみました初めてのイベントでしたので、ご迷惑をかけることが多々あったと思いますが、すこしずつでも成長していきますので引きつづき応援をお願いします。

講演会に参加できなかった方に会の内容を簡単に説明してみます。

第1部 「レーダーと電磁波」 琉球大学理学部教授 賀数清孝理学博士

まず電磁波というものはなにか!という説明がありました。(ちょっと難しい話でした。)
つぎに携帯電話の中継基地から発する電磁波による健康被害の問題。(これはみなさん食いついてましたね~。メーカーも政府もマスコミも携帯電話の悪影響はなかなか知らさないですから!)
最後に、レーダーの話です。
教授は糸満市にお住まいで、与座岳の頂上に立つレーダー基地がよく見えるそうです。
このレーダーは日本に4箇所設置(青森、新潟、鹿児島、沖縄)されていて与座岳のものだけ民家まで距離が600Mと極端に近いそうです。
実際レーダー付近の住宅地で電磁波を測定すると大変強い数値が出たそうです。
総務省の電波防護指針の安全基準値は1000μW/cm2。急性症状(直ちに身体に異変がおこる)の基準値なのでこのレーダーはこの数値より下回るので安全であるらしい。
しかし、毎日強い電磁波を浴びつずけると慢性症状が発生するおそれがあるそうです。
レーダー発射面は民家の近くに向けてはならないのである。

講演会前に実際、与那国島にレーダーが建設される予定地に先生たちと行ってきました。

なんと久部良集落まで50m程じゃぁないですか!

久部良集落の住民のみなさんちょっと大変なことになってますよ!



第2部 「島から奪われるもの」 日本科学者会議沖縄支部 屋富祖昌子理学博士

与那国島には地球上にこの与那国島にしかいない動植物がたくさんいます。

昨年 沖縄防衛局が日本工芸株式会社に基地建設予定地の現況環境調査を依頼し、報告書が公開されました。
たしか600ページ超のとてつもない量の報告書です。

南牧場とインビ岳の建設予定地の中での植物、鳥類、昆虫、両爬虫類、貝類、ダニ類、etc全てのジャンルにおいて一般公開できない生物が確認され、名称、カテゴリー、写真などが黒く塗りつぶされています。大袈裟でなく大半が墨塗り状態です。
この地に希少種が生存している事実が明るみになり、乱獲などの被害から守る為の処置だと思いますが、このようなデリケイトな場所に軍事基地を建設する計画がおきた時点で環境省は異議を申し立てるべきであるはずです。

自衛隊の最大の任務は「国民の生命と財産を守ること」であるらしい。

それでは、自衛隊基地が建設されることで与那国島の財産である希少生物の存続が危ぶまれますので、あきらめてください。


また、経済活性、過疎対策と基地誘致にやっきになられている方々、この島には金で買えないものがたくさんありますよ!

電磁波浴びてでも、交付金、補助金が欲しいですか?

あなたは命どぅ宝?銭どぅ宝?

  

Posted by 与那国イソバの会 at 00:25Comments(3)自衛隊誘致反対

2013年10月13日

講演会の開催!




自衛隊基地配備に伴い、人や自然に影響がでるのではないか?と思われることっていろいろあると思います。

南牧場とインビ岳に建設予定のレーダーから発する電磁波による人体、動植物に与える影響!

絶滅危惧種、与那国固有種の動植物がたくさん確認されている、この孤島の生態系に与える影響!

沖縄本島から2名の理学博士に来島していただき、上チラシのテーマで講演してもらいます。

基地ができることで、島にお金がおちるから。隊員が駐屯して人口がふえるから。とか賛成意見が聞こえますが・・・・・

私はこんなに重大なこと(島に軍事基地を配備するということ)を安直に決めてしまっていいのだろうか?という思いがつよいです。

いまだかつて、自衛隊基地が撤退した事例はありません。一度できた基地は二度と返還されないのです。敷地が町有地であり賃貸契約をむすんでいようが。

先日、与那国町役場 総務課に問い合わせますと、今月中に外間町長が北海道礼文島の第301沿岸監視隊が駐屯する礼文分屯地を視察にいき、今月末か来月初旬までに、町主催の住民説明会をひらくそうです。

この日本最北端の自衛隊基地は昭和43年にアメリカとソ連との冷戦時代に配置されたものですが、どれほど参考になるものやら・・・

ともかく、初の与那国町が開催する説明会です。しっかり事前に勉強して配備に伴う不安なことや懸念されることなど考えをまとめておきたいですね。

講演会は、10/22(火)平日の19:00からですが、たくさんの町民の方に参加してもらいたいです。

基地誘致賛成の方も是非参加して頂きたいです。そして我々がなぜ反対しているかを知ってもらいたいです。(私は与那国防衛協会主催の櫻井よしこ氏、井上和彦氏の講演会に行きました。自分との考えの違いがよくわかり、ある意味勉強になりました。)

よろしくお願いします。
  

Posted by 与那国イソバの会 at 23:01Comments(7)自衛隊誘致反対

2013年10月03日

一切の説明なしです。続き

                                                                                                                                                                              「説明責任」とは - 力や権力をもつ人あるいは企業・行政が、外部の利害関係者(企業であれば顧客など、行政であれば管轄地域の住民など)に、自身の行動について事前・事後に説明する責任のこと。 
                                                                                                                           
                                                                                                           




Posted by 与那国イソバの会 at 09:24Comments(1)与那国島

2013年10月03日

一切の説明なしです

 

 



                             14ページまであるので、明日以降続きます。  

Posted by 与那国イソバの会 at 01:35Comments(2)与那国島