バンタ　ドゥナンチマ　カティラ二ヌン　与那国島の明るい未来を願うイソバの会

  

こんにちは！

毎日、暑い日が続いていますね。夏バテに注意しましょう！

夏は、暑いものです。暑さを楽しみましょう！


昨日　防衛省の左籐政務官が、来島し与那国町と町有地賃貸の仮契約を結んだ。

「この日を迎え感激している。町の振興に十分配慮して欲しい。」と町長

「まだ、南牧場の皆さんの理解、協力を得なければいけない。」と政務官

「これまで、町民を裏切ってきた町長を信用できない。」と与那国防衛協会長

｢まだ、南牧場が借りている段階で防衛省が仮契約を結ぶのはおかしい。」と与那国改革会議　崎原正吉議長

「地主としてしっかりとした町行政の対応を求める」と南牧場　大嵩長史　代表取締役

等々新聞紙上を賑わしておりますが、、、

与那国島はこの件でさらに熱くなっています！！！！！

と言いたいところですが、騒ぎ立てているのは、町長、与党議員、マスコミ、といったいつものメンバーであり、

町民は毎日騒いでいるセミの鳴き声を聞きながら米の収穫に精を出したり、カジキをつりに行ったり、学校に行ったり、泡盛を造ったり、、、

ふつうに暮らしているのが、現状です。

このような人口の少ない、面積の小さい島で暮らしていても知らない間に特別な者たちだけで大切な事がらが勝手に決められていることが大変多くあります。

いかにも　「中国が攻めてくるぞ。」とか｢島民が賛成、反対で二分しており生活に支障をきたしている。」とマスコミが騒いでいますが

一度島を見に来てください。

我々島民は毎日汗をかきかき平和に精一杯暮らしています。



我々の島を守るのは、この地にしっかり足をつけ踏ん張っている私たちです。

どぅなんとぅ(与那国人）の誇りが、防衛省であろうが　基地ブローカーであろうが撥ね返して見せます！

バンタ　ドゥナンチマ　カティラリヌン！！  

本日、20日6月定例与那国町議会に陸上自衛隊沿岸監視部隊の駐屯地となる町有地

21万４４６２平方メートルの賃貸契約案が提案されました。

今日の議案は、この件だけでしたが、賛成　反対それぞれの議員が質問しお昼をはさみ、

4時半まで活発な議論が交わされました。

一日、傍聴していたのですが　なぜかしっくりいかないことが数点ありました。

まず一点目ですが、

この防衛省と賃貸借契約を、結ぼうとしている町有地は農業生産法人有限会社南牧場が貸地しており、

当法人への、契約解除の要請もなにもないままいきなり、本会議の議案にあがってきています。

町長の見解は、「この案はあくまでも仮の契約であり議決されてはじめて、防衛省が当法人に誠意をもって

補償をふくめて協議する。また　町としても協力していく。」ということらしい。

私個人としましては、町と賃貸契約を結んでいる法人に、何の説明もなしに、新たに賃貸契約を結ぼうとすることは

ルール違反じゃないかな？とおもいます。

二点目は、誘致の目的は中国から軍事圧力に対応するというわけではなく　あくまでも、島に落ちるマネーが魅力であり　

経済の活性を期待することである。

ならば、3月に要求した迷惑料10億円は撤回し年額1,500万の貸地料を請求する。という案件はかなりトーンダウン

した弱腰な姿勢だな？とおもいます。

三点目は今議案を審議するにあたり、「農業委員会会長、法人南牧場代表を参考人として招致しよう」という案が

前日の議会運営委員会のなかで諮られたらしいのですが、法人南牧場の役員には何の通知も無く｢当法人代表は

参考人招致を拒否をしているので、無理だ。｣と偽りの情報をながし本会議への登場をみとめませんでした。


今議会、最終的には採決にはいり賛成多数で可決という結果です。

町長はじめ与党議員達は8月の町長選挙を見据えて亀裂のはいった防衛協会や誘致賛成派の方々とよりを戻したいがための

強引な提案、決議だとおもいますが、我々平和を願う民衆はこんなことで諦めたりブレたりすることはありません。

金のにおいを嗅ぎまわっている憐れな人たちが国防の名のもと一儲けしている、政治屋　官僚　武器商人　マスメディアなどに

利用され翻弄されています。

先の大戦において地上戦を経験し地獄を見、またアメリカ合衆国に占領され基地依存の貧しい経済状態におかれた沖縄！

自立の道を一歩ずつ歩みだした今　日本国はまたしても中国と緊張状態をつくりだし沖縄を犠牲にして景気の回復を目論んでいます。

黄金でこころを売らないで！

命どぅ宝！

必ずこの日はやってきます。

がんばっていきましょう！