2012年03月20日

島民は無視!?

このところ平和な風が吹く与那国島である。
島民は無視!?

そんな中、3月16日の新聞報道に下記の記事が掲載された。
島民は無視!?
町長へ決断を追っているわけですよね。自衛隊問題については、住民との話し合いがなされていないし、もし受け入れて島に問題が起きた場合に、全て町長がその責任を全て追うのですが、大丈夫ですか?

反対署名が賛成を上回っている中で、どうしてこのような事が言えるのでしょうか?この国は、どうなっているのかと疑問に思います。国境の島に、自衛隊を配置するということは、中国など近隣国に余計な緊張感を生むだけ。住民を守るどころか危険な目に合わせるつもりなんでしょうね。要は、与那国の島民は、どうでも良いと切り捨ての対象なんでしょうか?


余談ではあるが、つい先日のラジオ(ロンドンブーツのアツシの番組)で元官僚の方が話していたことを思い出した。その元官僚は、小泉政権時代に竹中氏についたというお方だったが、大臣は数年しかその席にいないけど、官僚は試験を受けて退職するまでその席にいる。だから新大臣が来ても、全てを分かる必要がないので、ある程度の説明をして、それで大臣殿を洗脳するだとか??

つまりは、大臣は官僚の言いなりになるということですね。官僚はとの問いに、長年勤めると、国の為、国民の為に仕事をするというより、省の為に予算をどれだけ取るかという事に終始するそうです。要は、自分達の席を如何に長く延ばすかということなんでしょうね。その官僚の中でも頭の良い人は、嫌気をさして退官するそうです。
(※ラジオでロンドンブーツのアツシと元官僚の話しから)

という事は、与那国の住民のことなんか全然考えていないし、何とか丸め込んで早く自衛隊配備をしたい。それこそ税金の無駄使い、国が大変な時に、防衛省のことしか考えていないのではないでしょうか?その背後には何があるのでしょうか?勘ぐってしまうね。頭の良い官僚さん達でも、思い通りに成らないこともあるのですよ。

幾ら尻を叩いても、自分の島を売る馬鹿はそういないですよ。

そうでしょう?



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Posted by 与那国イソバの会 at 10:09│Comments(5)自衛隊誘致反対
この記事へのコメント
 イソバのみなさま、お疲れ様です。
 与那国初の「八重山海開き」、大盛況で良かったですね。当方も昨年、ナーマ浜で泳ぎました。素晴らしい自然と人情、これこそが与那国の宝だと思います。
 与那国島に自衛隊が入ってくると、島の行事や政治や生活にも、大きな変化が出てくるでしょう。そうなると、島の人々の間にも感情の対立が発生し、行事の不開催や分裂など、島の生活も変わり、観光客にとっての魅力も減ってしまうと思います。
 島の人々の生活の苦しさはわかるつもりです。当方も田舎の出身で、シマは今はさびれた集落です。最近、ブータンの話題が良く出てきます。国の経済発展よりも、国民の幸福を大事にする…このような思想が、世界の国々のリーダーや政治家に求められていると思います。政府や政治家は、離島僻地の住民も等しく安寧な生活が送ることのできるような政策を取るべきでしょう。
 自衛隊の与那国配備が、ワーキンブプアや非正規労働者の増大などを置き去りにして、消費税増税などによって対米追従の政策として打ち出されていることを見逃してはならないと思います。
Posted by ふくろう at 2012年03月22日 21:08
ふくろうさん

 お疲れ様です。海開きは天気にも恵まれ、島の自然がアピールされた感じでした。
おっしゃるとおりで、島の文化、行事など諸々の事が様変わりしてしまうと思います。

島の自然環境を守ろう、島らしい活性化をしようと町は打ち出しているが、自衛隊を誘致することは、それに相反しているのではないでしょうか?
町長の本音は、きっと自衛隊なんかに頼りたくなかったはず、今、後悔していると思いますよ。でも、島を想う気持ちがあれば今からでも撤回することができると思います。勇気を出して欲しいと思います。

国は、お金は必要なところに使って欲しいものです。
Posted by 与那国イソバの会与那国イソバの会 at 2012年03月23日 20:27
 お疲れ様です。
 久しぶりに晴れの日が続きましたね。与那国の植物も動物も人間も、太陽を満喫したでしょうか?
 さて、新聞ではPAC3配備に向けて石垣で自衛隊が調査を開始したことが大きく報じられています。与那国でも、数十名の自衛隊員が北朝鮮のミサイル発射時期に合わせて配備されるようですね。一体、丸腰で何ができるというのでしょうか?「住民を守りに来た」という形を作るためとしか思えません。お隣の西表・波照間にも行くんでしょうかねー?
 ミサイル防衛システム…実際は防衛ではありません。敵の攻撃を無力化して、一方的に攻撃するためのシステムです。敵もミサイルを高度化するので、絶えず技術開発が必要になります。その予算はアメリカで毎年1兆円。日本も共同で開発していますから、相当な額を出しているのだと思います。しかし、数百キロも上空から秒速3キロ以上で落ちてくる破片にミサイルを命中させることはまず不可能でしょう。発射時刻と落下地点を打ち合わせて実施する訓練でさえ、撃ち漏らしがあるのです。結局のところ、自衛隊にとっては発射から落下までのミサイルを実戦さながらに追跡する絶好の機会ということではないでしょうか?PAC3の移動から設置までも、またとない訓練なのです。かかる費用はどのくらいでしょうか?「来なくていいから、その予算を与那国にちょうだい」と言いたいものです。イージス艦から発射するSM3ミサイルは、何と一発20億円だそうですよ!
Posted by ふくろう at 2012年03月30日 22:04
南風原町でのつながるイベントを通じて、改めて与那国の現況に思いを至らせているところです。
「地方の狭い地域の選択」に決定をゆだねるかの様な言い方は日本の政治のずるいやり方です。「民意」を偽装して国はその民意に従って実施しているだけと言う「仮面」をかぶるのです。本当はその民意を作り出すために裏で色々工作するのに、しかも地元の人を使って。裏でするから、特定の人にだけ利益が行く様にしか成らなくて、それを「利権」と言うのですが、口約束であって実行されない事も多く、しかも裏工作なので担保も取れていないので取り返し様がない、そんな感じじゃないでしょうか。
狭い地域で反目しあうのは大変ですが、利権を元にした工作は案外と足下は脆弱というのも事実と思います。議会が多数を取られていても、首長が絡めとられていても、あきらめないで本質的な問い「本当にそれはこの島のために成るのか?」を問い続ければ負けないと思います。
今の世界で、中国を敵に回していて経済が成り立つ事はありません。それは多分、名古屋の様な大都市ですらそうです。その意味では、与那国に自衛隊が駐留する事の経済的な波及的な損失は、台湾との関係も含めて将来的に非常に大きくなると思います。
与那国は未踏の地なので、是非訪れる機会を持ちたいものです。
Posted by 豊見城市のイソバ響き at 2012年04月20日 12:17
理想論が素晴らしいと思います

現実を知らない方々に深く同情致します。
Posted by イソバの会の素晴らしさ at 2012年04月21日 13:01
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