2012年01月23日

島の威厳!

こんにちは。
与那国島も寒い日となっております。

田中防衛大臣が昨日来沖し、知事と面談したようだ。知事は、県外移設を強調している。与那国島の自衛隊問題も、住民の意思を配慮することを述べている。

昨年の12月与那国町議会において、外間町長は住民投票も考えていると発言。これまでもう決まったから、スイッチが入ったからという発言を繰り返していたのに、ここへ来て「住民投票」という言葉が出てきたことを高く評価したい。
住民の意思を無視して突っ走るのかと危惧していたが、この町長の言葉に対して、どういう経緯であれ聞く耳を持った町長に変わったという評価をしております。もう少し、いろんな話しができれば尚よいのですがね。

まぁ住民投票をするからには、町民にきちんと情報を示し、住民説明会を町側から何回も開いて頂けるものと思っています。ただ形式的なことでは、住民も納得しないと思いますので、たぶん今の町長であれば十分に応えてくれると思います。
ある人の言葉を借りれば、「町長は元々左の人だから、話し合う事を進める」とご進言頂きました。町長、本当でしょうか?

このブログのコメントに国防だという事を書いている人もおりますが、町長始め島の誘致推進派は、そのことに対してそれほど考えていないと思いますよ。首長の町長が自衛隊誘致を活性化の為、経済が潤うとの意味で誘致すると言っているし、後は利権の絡む人達がそれをめがけて必死に進めようとしているだけで、一部の人が中国の漁民が押し寄せて来るとか妄想も甚だしい事を述べているけど、現実にそれが無いのだから。

そういう点で、町長は正直だと思いますよ。

ですから、島の私達はあえて国防の為に犠牲を払うつもりはありません。今は、衛星で情報をキャッチできる時代だし、わざわざ自衛隊が駐屯しなくても情報は収集できます。金の無駄遣いです。万が一そういう事態になっても出向くのは海上保安庁の仕事で、自衛隊は関係ないと防衛省が自ら説明会で述べているのですから。わざわざ、近隣国に緊張を生む必要もないと思います。
島の威厳!


島の威厳!

もし、その様な事態が起きたら住民諸共ですから、住民は、賢い選択をすると思います。沖縄は、戦争で大きな被害を受け、今なお基地問題で苦しんでいるのに、これ以上私達に苦しみを押し付けるのか?私達は、そんな馬鹿ではありません。

島には、長年掛けて出来た財産があります。わざわざ自分の苦しみと引き換えに、大きな財産を失くす人はこの島にはいないでしょう。一時の金で、島の大事な財産を失くすほど、理性を見失っておりません。それは、極一握りの人間ですよね。

ばんた どぅなんちま かてぃらりぬん!私達は、誇りを持った人間です!





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Posted by 与那国イソバの会 at 21:25│Comments(5)与那国島
この記事へのコメント
町長が住民投票の意向を示したということは誘致派が過半数以上を占めると確信したからでしょう。町長は元は左ということですが、町長に立候補するにあたり与那国の過疎化を止めるため、国防の重要性を理解し、自衛隊賛成と変わったのでしょう。それはなんら不思議ではありません。民主党には労働組合活動家出身で自衛隊反対が多数いましたが、政権についたとたんに、自衛隊賛成に変わりました。野党時代のようにただ反対を唱えていては、外国に相手にされない。外交安全保障は外国との関係が重要なのは当然です。今までの反対だけの考えを改めたのでしょう。住民投票では本当に与那国に住んでいる人々が運動活動家の口車にのることなく、島の威厳を持って投票して欲しいです。
Posted by うーまくー at 2012年01月24日 21:43
うーまくーさん

 最近、コメントを書くようになったようですが、島の事をもっと勉強なさって書いた方が宜しいかと思いますよ。

まず町長は、国防なんて言っておりませんし、自衛隊を誘致するのは、島の活性化の為だと言っておりますが。

民主党が云々と言っておりますが、所詮は官僚達の言いなりになっただけで、自衛隊の居場所を作るのに必死に見えます。ごり押しにして、金をちらつかせればどうにかなると思っているようですが、島民を馬鹿にしちゃいけませんよ。

米国だって、沖縄県民の意思を無視してまでやりたくないそうですよ。マスコミ等の情報を入手した方がいいですね。

島の人達は、町長選挙、議員選挙のように、この自衛隊問題を捉えておりません。この島は、特別な島、この島へ下りたつ人は皆、他の島とはどこか違うし、島の人達も意思が強いと感じたそうです。

八重山毎日新聞の新年号で町長のインタビュー記事がありましたが、まずそれをご覧なさい。彼は、一つも国防のことなんて考えておりません。与那国のカジキを売りたい、農業、商工業のこれからの展望、台湾とのこと、そういう事を言っているんです。

私が知っている限り、反対署名をしたくてもやりにくという方は沢山おります。住民投票ともなれば、しっかり反対と書くとも言っております。小さな島で島民は必至に生きているのですよ。そして、島を何より愛しているのです。誇り高きどぅなんとぅなんです。

まず島へお出でになって、島を理解して頂きたいと思います。

方言で、「うーまーくー」とはやんちゃと言う意味なんですが、その由来ですか?沖縄通なのかなぁと思ったけど、そでもないみたいですね。
Posted by どぅなんあぶー at 2012年01月25日 19:41
どぅなんあぶーさん
私の最近のコメントをよく読まれていないかと思われます。
自衛隊誘致以外の振興策が無いのが残念であるとコメントしていますよ。
町長としてはこれ以上人口減少を防ぎ、町を発展させ、若者の雇用確保を願っての自衛隊誘致だと思います。自衛隊を誘致し、交付金等を起爆剤として町の発展に役立てて欲しいと思っています。
町長は防衛省に自衛隊誘致を要請した時、国防の重要性について語っていますよ。よくマスコミ等の情報を確認されてはどうですか。沖縄の一部マスコミは偏っています。本来、公器は中立であるべきで、両方の意見を載せるべきではないでしょうか。政治家は官僚のいいなり。その政治家を選んだのは国民ですよ。国民に選ばれた政治家が官僚を使いこなし、国民と約束した政策を実現する。本来あるべき姿。政治家がもっと現場を勉強して官僚を言い負かすぐらいでないと官僚に操られます。政治家は選挙で国民の信を問われるが、官僚は試験に合格して採用されるだけで、国民に選ばれていません。圧倒的に政治家が上なのです。
一部マスコミの偏った情報による誤解を解くべく書き込みたいのですが、また、次回にしたいと思います。
Posted by うーまくー at 2012年01月26日 00:22
うーまくーさん あなたの言葉に逆らうわけではありませんが、島には沢山の活性化する材料があります。

それとちゃんと向き合ってさえいれば、自衛隊誘致なんていう、馬鹿げたことはしないはず。 一部の利権者等が、自分達の利益だけを考え、島を売ろうとしている。
それによって、島民は不利益を受けるだけです。 今、町長達が行っていることは、若者達を島から遠ざける行為ですよ。でも、町長もそれを気づき始めていると思います。

私達は、与那国を希望のある、夢のある島にしたいのです。自衛隊を誘致することによって、益々悪化し、島民にいい事はありません。

あなたに言っても、無駄かもしれませんね。 私は、沖縄のマスコミは大変正直で、有能だと思います。偏っているのは、その他のマスコミでは?もう、これ以上は書きません。失礼します。
Posted by どぅなんあぶー at 2012年01月26日 15:00
自衛隊誘致の発想が島の過疎化を防ぐ為、経済活発に繋ぐ為とリンクしたのが反対派たちは問題にしている一つの原因ではないのではないでしょうか。残念ながら賛成派たちは住民、反対派たちを説得するほどの情報、説明を明確にしていないがために、つまり、賛成できる材料を提供していないがために島を2分にしているのではないでしょうか。

うーままーくさんが指摘されておられますように、誘致のメリット、デミリットをきちんと説明してという意味です。

誘致した場合、一時的な交付け金はいくらなのか、また、その交付け金は毎年でるのか、隊員、 その家族は何名なのか、彼らが支払う所得税はどのくらい島の財政に貢献するのか、誘致することで、何か別に住民のためになる事はあるのか、例えば、隊員たちの使用するスポーツジム、その他の施設なども住民に開放してくれるのか、使用を認めてくれるのかとか、、、、いろいろ。

それから誘致施設建設で、土をコンクリート、アスファルトに変えるのですから、水資源、空気品質、騒音、固形廃業物質の問題はどうなのかなどなど、、、、。

陸上自衛隊沿岸監視部が駐屯することで、お隣の国への刺激は起きないのか、姉妹都市条約が結ばれて30周年目を迎える台湾の花連市などの反応はどうなのか、、、、、。

今はスパイ衛星を飛ばし、情報を得ている時代、周囲28キロ足らずの島に自衛隊誘致は慎重に、長期的な視野で話しあうべきです。島のサトウキビ耕地面積は20ヘクタール、
自衛隊誘致面積は15ヘクタールだそうだ(新聞情報)。

東京在の友人が心配していた。一度島に自衛隊を入れると、どんどん、島の土地が自衛隊に使用されるということにもなりかねない、と。よって、前例をつくるなと私は強調したい。

忘れてはならないこと、それは、与那国には国内固有の動植物の聖地であるということです。南アメリカのアマゾンの森が伐採され、それによる環境問題が起きている。
Posted by 見守る人 at 2012年01月27日 03:06
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