2012年01月28日

こう考える・・・

いろんな考えができると思うが・・・

町長が「住民投票も視野に入れて良い」との発言なんですが、私的に考えると、町長って最初から自衛隊誘致に乗り気ではなかったと思う。もう決まったから、スイッチが入っているとかの発言があって、これは住民の意思を聞かない人で、民主主義に反していると思った。

しかし、ここに来て思うのだが、何故町長は「米軍は反対だ!」と矛盾した事を言うのかと分析したのですが、元々自衛隊誘致する気は無かった。だから、せめて「米軍は反対」の意思を示したのではと、思うのである。

じゃ何故自衛隊誘致を示したのか?

原因は、選挙にあると思うのです。この島の選挙と言えば、外では考えられないような激しい票争いがあり、島外の人には信じがたいけど、凄いことが起っている。
選挙を勝ち進む為には、たぶん「自衛隊誘致」を受け入れないと、そこへ持って行く人達(防衛協会など)の支持が得られなかったら、背に腹は代えられない的なことになったのでは?
そして選挙中には、自衛隊誘致を表に出さず、自衛隊誘致の横断幕も外すという、不思議なこともしておりました。
こう考える・・・

町長の今の心境は、その考えを撤回することは出来ないけど、心には後悔の念があるのではと推察します。
もうこれは、イソバと言えば、昔からムヌチ的な存在ですから、ピピッと何かが下りて教えてくれたのです。違うかなぁ??(笑)

誘致賛成派の議員や防衛協会長さんが見たら憤慨するかもしれませんが、そういうことでしょうね。


昨年に行われた防衛省の説明会でも、町側、防衛協会側が期待していた事とのズレが随分見られた。それは、又後で詳しくかきます。

10億円の予算計上がされたのですが、それは用地買収や整備費だと聞いております。南牧場の組合員は、8名おり、3人が賛成で5人が反対のようです。
南牧場は、町有地であってその権利を有している組合人に、その10億円の中から幾らになるか知りませんが、当てられると思います。与那国町民に還元されるわけではありません。しかも、その土地代は、坪300円位なんですが、たぶん大変な金額が支払われるのでしょうね。

飴で釣ろうという作戦ですよね。

その組合の中には、国防だと叫んでいる議員が入っており、まぁそのお金欲しさとも取れるのでしょうね。組合人の一人から聞いた話しのようだが、反対する南牧場の組合に、北牧場にすると金は何も入って来ないぞと、揺さぶりを掛けたそうです。それが、あの町長の北牧場発言になったのでしょうね。

国防を叫ぶのであれば、「金欲しさじゃねぇ」と、その権利を放棄した方が自分のいいたい事がはっきりすると思うのだが、どうでしょうか?

それにしても、与那国町役場は変ですよね。

今日、防災無線でも放送されており、各家庭にも冊子が配布されていたのが、「与那国町景観(案)の概要」というものなんですが、今回の自衛隊誘致問題と相反することが書いてあります。
これについては、明日又書きますが、町民は町の方針がどうなっているのか、煙に包まれた感じです。

わが町のトップが、ちゃんと住民に説明する必要がありますね。




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Posted by 与那国イソバの会 at 23:37│Comments(1)自衛隊誘致反対
この記事へのコメント
自衛隊誘致の裏には ”金”が絡んでいるのではないかということをうすうす感じられる。利権がらみの誘致であるとは島の将来のことを考えると本当に腹立たしい。

牧場にして置いては金にならないという発言をする人たちがいるのですね。牧場を残せば何十年も牛さん、馬さん、ヤギさん、鳥さん、、、、たちを飼う事が出来ます。後世のも残せます。が、いったん自衛隊施設を立てて、土をセメント、アスファルトに変えてしまいますと何が残るのでしょう。
一時的に交付け金(額は知りませんが)、建設等の一時雇用も生み出せるでしょう。それも、果たして地元の企業に請負が回ってくるかもどうかも知りません。

石垣の海岸線にサンゴを食い荒らすオニヒトデの死骸が流れ着いているという。1000匹もだ。陸地からの赤土、堆肥の流出で海が汚されているのが原因だという。
同じことが与那国でも起きないとは限らない。

環境破壊の視点からしても自衛隊誘致は慎重に対応すべきだ。島の長期的展望をはかるべきだ。

島にも守るべきこと、守らなければならないことがたくさんある。それに一人でも多くが気が付き、判断し、行動することを願ってやまない。
Posted by 見守る人 at 2012年01月29日 23:32
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