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Posted by TI-DA at

2012年06月30日

びりけんさん

大阪土産!?






都会は、いろんなものがあっておめめキョロキョロ。


でも、島に戻ってホッと息ができたような気がした。(笑)


世界に誇る島の自然だけど、ホントに失くしていいのって感じた。


一度手が付いたら、「嫌だー」と言っても後戻りはできない。


だからしっかり考えましょう~

  


Posted by 与那国イソバの会 at 10:48Comments(4)島外より

2012年06月29日

闘いとは!?

6月24日(日曜日)に開催された、朝鮮戦争反対「吹田事件」60周年記念に、与那国より2名が参加し、「与那国島への自衛隊配備反対・闘争報告」をした。

吹田事件の当時の映像を見たが、人は平和の為の闘いには全力で向かうのだと、今更ながら思わされた。特に女性が自主的に座り込みをし、民衆を引っ張った。やはり「女は強し」を同じ女としてうなずくところであった。


金 時鐘(キム シジョン)先生の話しは、私達には想像できないほどの壮絶な闘いであった。

先生の穏やかなお顔からは、そういう人生を歩んで来られたとは思えない。紳士で優しいおじいちゃまとお見受けした。

詳しいことは、またじっくり書きたいと思うが、キム シジョン先生は自身の体験から、「与那国の自衛隊誘致」に反対している島民にとても関心があり、「ご自身が2度と戦争を起こしてはならない」と言う思いであり、頑張っている与那国島民にエールを送られている。


与那国改革会議の崎原正吉議長は、与那国の自衛隊問題を報告。

たぶん、この規模の人を島で見たことないので、緊張したと思う。(笑)



会場となったホールには、1000名余りが駆けつけた。

沢山の来場者に、皆さんの平和への関心度と、今の世の中の不安定さも感じた。みんなで頑張りましょう。


中学校PTAで構成されている「おやじバンド」の皆さん。

とても雰囲気のいいバンドで、メンバーの方は与那国の自衛隊問題にも関心を示されていた。


海勢頭 豊さんの唄は、温かい感じがした。

名前は存じ上げていたが、実際に会ったのは初めてで、演奏の合間のお話しが面白かった。与那国へも来られるそうですよ。


実行委員会の方達は、イソバの「ばんた どぅなんちま かてぃらりぬん」Tシャツを着用して動いてくれた。

皆さんに心より御礼申し上げます。


みんなで記念撮影。

凄い雰囲気がよく、このメンバーの中にはメールでやり取りしていた方もいて、初めてお会いしたが前からの知り合いのように直ぐ打ち解けた。


この旅では、大阪のいろんな所を案内して頂き、いろいろ勉強になったと思う。島の物産を売り込んだりと、生産者と販売者との仲介にもなったのでは?島物を紹介し、近くそれを試して貰う約束も取り付けたので、一つの商談が整ったら、島のいろんな物に波及するのではないかと心が弾んだ。ここで、ワタシの商売人としての血が騒いだような・・・(笑)

自分達で考えて動いた事が、血となり肉となる。規制のことにこだわらず、田舎臭いやり方でも良いし、そこへ少しスパイスを利かせてやるともっと良いのでは。私は、与那国人だという誇りを持ってやることが、相手も認めてくれるのではないかと思った。

集会では、島の伝統芸能を短時間ではあったが披露する機会を得て、皆さんの関心度は高かった。こういう映像などを使いアピールするのも一つの手ではないかと思う。

平和集会への参加ではあったが、いろんな方面での収穫もあり、これから先に島がどう動いたら良いかと、プラスの面を持ち帰ったのではないかと思う。

大阪の皆さん、本当にお世話になりました。ご支援、応援大変ありがとうございます。お互いに頑張りましょう~

そして、世界が平和であるように、そして島が島であるような行動が出来るように願いたい。


PS、「ばんた どぅなんちま」 →  「かてぃらりぬん」も連呼して頂き、とても嬉しかった。

ふがらっさ~  


Posted by 与那国イソバの会 at 21:25Comments(1)与那国島

2012年06月27日

島は人間だけのものではないはず

  毎日、毎日仕事や何かに追われるように生きていて 島の奥ふかく ひっそりと ずーとこの島に生き続けている生き物のことなど私たちはお構いなくでした。与那国のそんな昆虫や生き物を研究されてきている多くの学者の方々が 環境省 防衛省 沖縄県知事 与那国町長に提出した要望書を読みました。本当にたくさんの生き物がこの島には一緒に生きていたんだな―。そしてその生存は危機的だといいます。声も上げず滅んでいくのでしょうか?ちょっと長いけど読んでみてください。                                                             

与那国島への自衛隊配備計画に関わる要望書
南北に長く亜熱帯から寒帯の気候帯を含む日本列島には豊かな昆虫相が成立しています。日本の昆虫類は、現在、約3万2千種が記録されていますが、日本列島は大陸との接続と分断など複雑な地史を背景に形成された大小の島々からなるため、固有種や固有亜種が多いことが大きな特徴です。中でも、区系動物地理学上、東洋区に区分される琉球列島は、日本本土にみられない南方系の昆虫相を有している点に加えて、列島の成立の過程で取り残された遺存種が多くみられる点、近隣の地域に近縁な種が生息していない種や生きた化石と呼ばれるような、近縁種に比較してより祖先的な特徴をもつ種が数多くみられる点で特筆されます。
しかしながら、近年、琉球列島の貴重な昆虫類は、開発事業に伴う生息地の破壊や生息環境の悪化、外来種の侵入や定着、マニア等の過剰な採集行為等による撹乱で、非常に危機的な状況に陥っています。
生物多様性の低下は、生態系の機能を損ない、人類の生存を脅かす憂慮すべき事態です。とりわけ昆虫類が、あらゆる生態系において圧倒的な多様性を誇り、生物の生存基盤である食物連鎖の維持に重要な役割を果たしていることを考え合わせると、琉球列島の貴重な昆虫類の多様性を保全することは極めて重要な課題であるといえます。
こうした中で、今般、与那国島へ陸上自衛隊沿岸監視部隊、および航空自衛隊移動警戒隊が配備され、その配置候補地に久部良地区(南牧場)とインビ岳西側周辺が挙げられている等、具体的な計画案が地元住民への説明会で明らかにされたとの報道が「琉球新報」や「八重山毎日新聞」(いずれも2011年11月18日付)に掲載されました。
与那国島には絶滅危惧種の中でも特に絶滅のおそれが高いことから、種の保存法に基づく「国内希少野生動植物種」に指定されたばかり(2011年2月15日付)のヨナグニマルバネクワガタやフチトリゲンゴロウが生息しておりますが、特に、今回の自衛隊配置候補地の一つであるインビ岳周辺の森林はヨナグニマルバネクワガタの同島内における最後に残された主要な生息地であり(下地幸夫2009,『野生生物保護』12 (1): 21-26)、今回の配置に伴う関連施設の建設等が同亜
種に対して甚大な影響を及ぼす危険性が著しく高いと考えられます。また、インビ岳西側や久部良地区の牧場内には環境の良好な溜め池が点在しており、フチトリゲンゴロウの生息も予想されます。
さらに、与那国島には「国内希少野生動植物種」に指定されたこの2種以外にも、同島をタイプ産地として記載された種や亜種が30以上、国内では同島のみに分布が確認されている種や亜種が60近くあるなど、わが国における生物多様性の保全上、極めて重要な昆虫類が多数生息しております。島嶼という閉鎖的で面積の限られた場所での開発等による撹乱は、大きな面積をもつ日本本土等に比べて、個々の生物や生態系へのインパクトの程度が極めて大きく、その影響は計り知れません。
このような理由から、与那国島における自衛隊配備計画の策定にあたっては、昆虫類をはじめ動植物の関係学会の専門家を交えて、細部に渡る十分な検討を行ない、同島の生態系に及ぼす影響を最小限度に抑えるべく務めていただくことを強く要望いたします。もちろん、日本昆虫学会、日本甲虫学会、日本鱗翅学会、日本昆虫分類学会および日本トンボ学会は、専門家集団として本件に関していつでもご協力させていただく用意がございますことも最後に申し添えさせていただきます。
2011年12月23日
日本昆虫学会

日本甲虫学会

日本鱗翅学会

日本昆虫分類学会

日本トンボ学会 
 候補地に挙がっているインビ岳周辺は2011年2月15日付けで環境省が絶滅危惧種のなかでも特に絶滅の恐れの高い種として種の保存法に基づき「国内希少野生動植物種」に指定したばかりのヨナグニマルバネクワガタやフチドリゲンゴロウの最後に残された生息地だということです。環境省と防衛省の横のつながりはないのでしょう。 下の要望書は1月24日にだされた日本分類学会のものです。 それにしても私たち何も知らないのですね。明日ご飯を食べることで精一杯だって 誰かが言ってました。本当にそれもわかるけれど。この島は誇れるものがいっぱいある。                             
 

平成24年1月24日
日本分類学会連合第12001号

防衛大臣 田中 直紀 殿


日本分類学会連合
連合代表 鳥取大学地域学部
教授 鶴崎 展巨


与那国島への自衛隊配備計画に関わる要望書

今般、与那国島への自衛隊配備計画につきまして別紙のとおり日本分類学会連合の要望をとりまとめましたので、ご高配を賜りますようお願い申し上げます。
















  別紙
与那国島への自衛隊配備が同島の生物多様性に及ぼす悪影響について

南北に長く亜熱帯から寒帯の気候帯を含む日本列島には豊かな動植物相が成立しており、世界で34箇所を数える生物多様性ホットスポットの1つとしても認定されています。日本の生物種は、現在、約9万種が記録されており、日本列島は大陸との接続と分断など複雑な地史を背景に形成された大小の島々からなるため、固有種が多いことが大きな特徴です。中でも、区系生物地理学上、東洋区に区分される琉球列島は、日本本土にみられない南方系の動植物相を有している点に加えて、列島の成立の過程で取り残された遺存種が多くみられる点、近隣の地域に近縁な種が生息していない種や生きた化石と呼ばれるような、近縁種に比較してより祖先的な特徴をもつ種が数多くみられる点で特筆されます。
 しかしながら、近年、琉球列島の貴重な動植物は、開発事業に伴う生息地の破壊や生息環境の悪化、外来種の侵入や定着、マニア等の過剰な採集行為等による撹乱で、非常に危機的な状況に陥っています。生物多様性の低下は、生態系の機能を損ない、人類の生存を脅かす憂慮すべき事態です。またわが国は生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の議長国として、生物多様性の保全に最大限の注意を払う国際的責任があります。
 こうした中で、今般、与那国島へ陸上自衛隊沿岸監視部隊、および航空自衛隊移動警戒隊が配備され、その配置候補地に久部良地区(南牧場)とインビ岳西側周辺が挙げられている等、具体的な計画案が地元住民への説明会で明らかにされたとの報道が「琉球新報」や「八重山毎日新聞」(いずれも平成23年11月18日付)に掲載されました。
 今回の自衛隊配置候補地の一つであるインビ岳周辺の森林はヨナグニマルバネクワガタ(絶滅危惧I類:国内希少野生動植物種)やタカツルラン(絶滅危惧IA類)をはじめとする希少動植物の同島内における最後に残された主要な生息地であり、今回の配置に伴う関連施設の建設等が甚大な影響を及ぼす危険性が著しく高いと考えられます。また、インビ岳西側や久部良地区の牧場内には環境の良好な溜め池が点在しており、フチトリゲンゴロウ(絶滅危惧I類:国内希少野生動植物種)の生息も予想されます。
 さらに、与那国島には上記の動植物以外にも、付録の表に記載されたわが国における生物多様性の保全上、極めて重要な生物種が多数生息しております。
 島嶼という閉鎖的で面積の限られた場所での開発等による撹乱は、大きな面積をもつ日本本土等に比べて、個々の生物や生態系へのインパクトの程度が極めて大きく、その影響は計り知れません。
 このような理由から、与那国島における自衛隊配備計画の策定にあたっては、動植物の関係学会の専門家を交えて、候補地そのものの見直しも含めた細部に渡る十分な検討を行ない、同島の生態系に及ぼす影響を最小限度に抑える努力が必要だと考えます。そこで添付の通り、環境大臣、沖縄県知事および与那国町長宛に、要望書を送付しました。本件に関して、貴職にもご尽力賜りますようお願い申し上げます。もちろん、日本分類学会連合は、専門家集団として本件に関していつでもご協力させていただく用意がございますことも最後に申し添えさせていただきます。




日本分類学会連合
事務局 富川 光
〒739-8524 
東広島市鏡山1-1-1 広島大学大学院教育学研究科自然システム教育学講座

「日本分類学会連合」加盟学会

1.種生物学会 10.日本古生物学会 19.日本ダニ学会
2.地衣類研究会 11.日本昆虫学会 20.日本地衣学会
3.日本貝類学会 12.日本シダ学会 21.日本土壌動物学会
4.日本魚類学会 13.日本植物分類学会 22.日本動物分類学会
5.日本菌学会 14.日本進化学会 23.日本爬虫両棲類学会
6.日本蜘蛛学会 15.日本生物地理学会 24.日本プランクトン学会
7.日本珪藻学会 16.日本蘚苔類学会 25.日本哺乳類学会
8.日本原生動物学会 17.日本線虫学会
9.日本甲虫学会 18.日本藻類学会




付録1 与那国島に分布する保全上重要な節足動物
番号 科名 種名 特記事項
1 イトトンボ科 Pseudagrion microcephalum (Rambur, 1842) アオナガイトトンボ
2 キリギリス科 Leptoteratura yaeyamana donan Yamasaki, 1988 ドゥナンヒメツユムシ 固有亜種
3 バッタ科 Taulia ornata yanaguniensis Yamasaki, 1966 ヨナグニモリバッタ 固有亜種
4 クギヌキハサミムシ科 Forficula pranicollis Kirby, 1891 ニセミナミクギヌキハサミムシ
5 アブラムシ科 Staticobium loochooense (Takahashi, 1939) 固有種
6 アメンボ科 Tenagogonus femorata (Mayr, 1865) トゲアシアメンボ
7 コオイムシ科 Lethocerus indicus (Lepeletier et Serville, 1775) タイワンタガメ
8 タイコウチ科 Laccotrephes maculatus (Fabricius,1775) エサキタイコウチ
9 オサムシ科 Colpodes azumai (Habu, 1973) ヨナグニモリヒラタゴミムシ 固有種
10 オサムシ科 Coleolissus azumai Habu, 1973 トゲハネゴモクムシ 固有種
11 ゲンゴロウ科 Laccophilus nakajimai Kamite, Hikida et M.Satô, 2005 ナカジマツブゲンゴロウ 固有種
12 ガムシ科 Laccobius yonaguniensis Matsui,1993 ヨナグニシジミガムシ 固有種
13 ガムシ科 Helochares uenoi Matsui,1995 ヨナグニスジヒラタガムシ 固有種
14 エンマムシ科 Platysoma horni Bickhardt, 1913 ホルンナガエンマムシ
15 ダルマガムシ科 Hydraena yonaguniensis Jäch et Diaz, 2003 ヨナグニダルマガムシ 固有種
16 クワガタムシ科 Neolucanus saundersii donan Mizunuma, 1985 ヨナグニマルバネクワガタ 固有亜種、国内希少野生動植物種
17 クワガタムシ科 Aegus laevicollis mizunumai Ichikawa et Fujita, 1985 ヨナグニネブトクワガタ 固有亜種
18 コガネムシ科 Onthophagus aokii Nomura, 1976 ヨナグニエンマコガネ 固有種
19 コガネムシ科 Onthophagus argyropygus Gillet, 1927 トビイロエンマコガネ
20 コガネムシ科 Sophrops konishii yonaguniensis Nomura, 1970 ヨナグニヒメクロコガネ 固有亜種
21 コガネムシ科 Anomala albopilosa yonaguniana Nomura, 1964 ヨナグニアオドウガネ 固有亜種
22 コガネムシ科 Cosmiomorph similis yonakuniana Nomura, 1964 ヨナグニチャイロカナブン 固有亜種
23 コガネムシ科 Protaetia formosana (Moser, 1910) タイワンシラホシハナムグリ
24 コガネムシ科 Protaetia ishigakia yonakuniana Nomura, 1964 ヨナグニシロテンハナムグリ 固有亜種
25 コガネムシ科 Oxycetonia forticula yonakuniana Nomura, 1959 ヨナクニコアオハナムグリ 固有亜種
26 ヒメドロムシ科 Stenelmis aritai M.Sato, 1965 ヨナグニアシナガドロムシ 固有種
27 タマムシ科 Toxoscelus miwai makiharai Y.Kurosawa, 1977 ヤエヤマクリタマムシ与那国亜種 固有亜種
28 タマムシ科 Paratrachys hederae kasaharai Y.Kurosawa, 1985 ミスジツブタマムシ与那国亜種 固有亜種
29 コメツキムシ科 Campsosternus nobuoi Ohira, 1966 ノブオオオアオコメツキ 固有種
30 コメツキムシ科 Neodiploconus ferrugineipennis yonaguni Kishii, 1982 ヨナグニホソクシコメツキ 固有種
31 コメツキムシ科 Melanotus melanotoides saitorum W.Suzuki, 1984 サイトウクリイロオオクシコメツキ 固有亜種
32 ヒゲブトコメツキ科 Drapetes jansoni Bonvouloir, 1895 ケジロツヤヒゲブトコメツキ
33 ホタル科 Drilaster flavicollis Nakane, 1977 ヨナグニミナミボタル 固有種
34 ジョウカイモドキ科 Attalus yonaguni M.Sato, 1986 ヨナグニヒメジョウカイモドキ 固有種
35 ハナノミ科 Mordellina aritai (Nomura, 1964) アリタヒメハナノミ 固有種
36 オオハナノミ科 Ohananomia yagii Toyama, 1987 ヤギホソコバネオオハナノミ(新称) 固有種
37 ゴミムシダマシ科 Gonocephalum senkakuense M.T.Chujo, 1973 センカクスナゴミムシダマシ
38 ゴミムシダマシ科 Dicraeosis yonagunianus Nakane, 1985 ヨナグニクビカクシゴミムシダマシ 固有種
39 ゴミムシダマシ科 Oedemutes hirashimai M.T.Chujo, 1973 カラカネオオキマワリモドキ
40 ゴミムシダマシ科 Plesiophthalmus punctatus M.T.Chujo, 1979 ヨナグニキマワリ 固有種
41 カミキリムシ科 Aeolesthes chrysothrix yonaguniensis (Ohbayashi et Ohbayashi, 1956) キマダラミヤマカミキリ与那国亜種 固有亜種
42 カミキリムシ科 Dymasius hirayamai Matsushita, 1941 キマダラヒメミヤマカミキリ
43 カミキリムシ科 Mesosa yonaguni yonaguni Hayashi, 1962 ヨナグニゴマフカミキリ基亜種 固有亜種
44 カミキリムシ科 Bumetopia oscitans yonaguni Hayashi, 1966 サキシマウスアヤカミキリ与那国亜種 固有亜種
45 カミキリムシ科 Anoplophora ryukyuensis Breuning et Ohbayashi, 1964 ヨナグニゴマダラカミキリ 固有種
46 カミキリムシ科 Psacothea hilaris yonaguniana Ohbayashi et N.Ohbayashi, 1956 キボシカミキリ与那国亜種 固有亜種
47 カミキリムシ科 Peblephaeus nobuoi (Breuning et Ohbayashi, 1966) ノブオフトカミキリ 固有種
48 カミキリムシ科 Peblephaeus yonagunii (Breuning et Ohbayashi, 1964) ウスイロフトカミキリ 固有種
49 カミキリムシ科 Euryclytosemia nomurai Hayashi, 1963 ヨナグニジュウジクロカミキリ
50 ハムシ科 Cryptocephalus perelegans yonaguniensis Kimoto, 1974 固有亜種
51 ハムシ科 Asamangulia yonakuni (Kimoto et Gressitt, 1966) ヨナグニトゲハムシ 固有種
52 ヒゲナガゾウムシ科 Protaedus brevicornis Senoh, 1986 マルムネチビヒゲナガゾウムシ 固有種
53 ゾウムシ科 Metapocyrtus yonagunianus Chujo, 1971 ヨナグニアカアシカタゾウムシ 固有種
54 ゾウムシ科 Microtribodes formosanus Morimoto, 1973 タイワンマルバネキクイゾウムシ
55 コツチバチ科 Tiphia (Tiphia) yonaguniensis Tsuneki, 1985 ヨナグニコツチバチ 固有種
56 コツチバチ科 Tiphia (Tiphia) rufomandibulata yonagunia Tsuneki, 1985 ヨナグニアカハコツチバチ 固有亜種
57 ドロバチ科 Stenodynerus kusigemati pachymenoides Tano, 1987 固有亜種
58 ブユ科 Simulium (Wallacellum) yonakuniense Tokunaga, 1972 ヨナクニムナケブユ 固有種
59 イエバエ科 Brontaea subtilis (Stein, 1909) シロオビコハナバエ
60 メイガ科 Chabula acamasalis (Walker, 1859) コシロモンノメイガ
61 シジミチョウ科 Narathura rama (Kollar, 1844) ラマムラサキシジミ
62 シジミチョウ科 Spalgis epius dilama (Moore, 1878) シロモンクロシジミ
63 シジミチョウ科 Celastrina lavendularis himilcon (Fruhstorfer, 1909) ホリシャルリシジミ
64 カノコガ科 Amata flava aritai Inoue, 1955 ツマキカノコ 固有亜種
65 イカダニ科 Dolicheremaeus imadatei Aoki, 2009 イマダテイカダニ 固有種
66 イカダニ科 Fissicepheus coriculatus Aoki, 2009 オニイカダニ 固有種
67 イカダニ科 Acrotocepheus brevisetiger Aoki, 2009 チビゲイカダニ 固有種
68 フリソデダニ科 Galumna yonaguniensis Aoki, 2009 ヨナグニカザリフリソデダニ 固有種
69 ババヤスデ科 Riukiaria mundyi Korsos et al 2011 アマビコヤスデの1種 固有種
70 ワシグモ科 Zelotes donan Kamura 1999 ドナンケムリグモ 固有種
71 ワシグモ科 Zelotes zephyrus Kamura 1999 ニシカゼケムリグモ 固有種
72 コモリグモ科 Hippasa babai Tanikawa 2007 ババコモリグモ 固有種
73 カマアシムシ科 Eosentomon dounanense Imadaté, 1994 ヨナグニカマアシムシ 固有種
74 カマアシムシ科 Pseudanisentomon donan Nakamura, 2010 ミナミババカマアシムシ 固有種
75 カマアシムシ科 Eosentomon zhanjiangense Zhang, 1983 タンコウカマアシムシ 国内産地は与那国島のみ


付録2 与那国島に分布する保全上重要な脊椎動物
番号 科名 種名   特記事項
1 ヒメヘビ科 Calamaria pavimentata miyarai Takara, 1962 ミヤラヒメヘビ 固有亜種、絶滅危惧Ⅱ類
2 ナミヘビ科 Elaphe carinata yonaguniensis Takara, 1962 ヨナグニシュウダ 固有亜種、絶滅危惧IB類
3 アガマ科 Japalura polygonata donan Ota, 2003 ヨナグニキノボリトカゲ 固有亜種、絶滅危惧Ⅱ類
4 タカサゴイシモチ科 Ambassis interrupta Bleeker, 1853 ナンヨウタカサゴイシモチ 絶滅危惧II類
5 テンジクダイ科 Apogon hyalosoma Bleeker, 1852 カガミテンジクダイ 絶滅危惧IA類
6 カワアナゴ科 Ophieleotris sp. 1 タメトモハゼ 絶滅危惧IB類
7 ハゼ科 Mugilogobius parvus (Oshima, 1919) ホホグロハゼ 絶滅危惧IA類
8 ハゼ科 Sicyopus leprurus Sakai & Nakamura, 1979 カエルハゼ 絶滅危惧IA類
9 ハゼ科 Sicyopterus lagocephalus (Pallas, 1770) ルリボウズハゼ 絶滅危惧IB類


付録3 与那国島に分布する保全上重要な陸産・淡水産貝類
番号 科名 種名   特記事項
1 ナンバンマイマイ科 Satsuma caliginosus pictus (Pilsbry & Hirase, 1909) ヨナクニマイマイ 固有亜種・準絶滅危惧
2 ベッコウマイマイ科 Nipponochlamys sp. ヨナグニベッコウ (未記載種) 固有種(絶滅危惧種登録予定)
3 ベッコウマイマイ科 Sitalina sp. オオカサネシタラ (未記載種) 固有種(絶滅危惧種登録予定)
4 ヤマタニシ科 Japonia sp. ヤマトガイ属の1種 (未記載種) 固有種
5 ヤマタニシ科 Platyrhaphe hirasei yonakunijimanus Kuroda, 1960 ヨナグニアツブタガイ 固有亜種、準絶滅危惧
6 ゴマガイ科 Diplommatina yonakunijimana Pilsbry & Hirase, 1909 ヨナグニゴマガイ 固有種、準絶滅危惧
7 ゴマガイ科 Diplommatina uozumii Minato, 1976 ウオズミゴマガイ 固有種、準絶滅危惧
8 スナガイ科 Hypselostoma insularum Pilsbry, 1908 ラッパガイ 絶滅危惧Ⅰ類
9 キセルモドキ科 Luchuena luchuana (Pilsbry, 1901) リュウキュウキセルモドキ 準絶滅危惧
10 キセルガイ科 Hemizaptyx polita (Kaufel, 1930) ツヤノミギセル 固有種?準絶滅危惧
11 ナメクジ科 Meghimatium sp. ナメクジ属の1種(未記載種) 国内産地は与那国島のみ
12 ホソアシヒダナメクジ科 Granulilimax sp. (未記載種) 固有種
13 ホソアシヒダナメクジ科 Rathouisiia sp. (未記載種) 固有亜種
14 イツマデガイ科 Oncomelania shini (Habe,1921) ヨナグニカタヤマガイ 固有種、絶滅危惧Ⅱ類
15 ネジレガイ科 Sinoennea yonakunijimana(Pilsbry & Hirase, 1909) ヨナクニダワラガイ 固有種、絶滅危惧Ⅰ類


付録4 与那国島に分布する保全上重要な植物
番号 科名 種名   特記事項
1 ラン科 Nervilia aragoana Gaudich ヤエヤマヒトツボクロ 絶滅危惧Ⅱ類
2 ラン科 Calanthe triplicata (Willem.) Ames ツルラン 絶滅危惧Ⅱ類
3 ラン科 Habenaria stenopetala Lindl. ナガバサギソウ 絶滅危惧IB類
4 ラン科 Erythrorchis altissima (Blume) Blume タカツルラン 絶滅危惧IA類
5 ラン科 Hetaeria oblongifolia (Blume) Blume テリハカゲロウラン 国内産地は与那国島と石垣島のみ、絶滅危惧IB類
6 ラン科 Zeuxine odorata Fukuyama ジャコウシュスラン 国内産地は与那国島と石垣島のみ、絶滅危惧II類

7 ラン科 Gastrodia javanica (Blume) Lindl. コンジキヤガラ 絶滅危惧IB類
8 ラン科 Gastrodia nipponica (Honda) Tuyama ハルザキヤツシロラン 絶滅危惧II類
9 ユリ科 Ophiopogon reversus C.C.Huang ヨナグニノシラン 国内産地は与那国島のみ、沖縄県絶滅危惧IA類
10 モクセイ科 Ligustrum tamakii トゲイボタ 絶滅危惧IA類
11 ムラサキ科 Heliotropium indicum L. ナンバンルリソウ 沖縄県絶滅危惧IA類
12 ミツガシワ科 Nymphoides coreana (Lev.) Hara ヒメシロアサザ 絶滅危惧Ⅱ類
13 ミソハギ科 Rotala leptopetala (Blume) Koehne var. littorea (Miq.) Koehne ミズキカシグサ 絶滅危惧IB類
14 マメ科 Entada koshunensis Hayata et Kanehira ヒメモダマ(コウシュンモダマ) 沖縄県準絶滅危惧
15 ヒルムシロ科 Potamogeton pectinatus L. リュウノヒゲモ 絶滅危惧II類
16 ヒルムシロ科 Ruppia maritima L. カワツルモ 絶滅危惧IB類
17 ヒルムシロ科 Zannichellia palustris L. イトクズモ 絶滅危惧II類
18 ヒルガオ科 Evolvulus alsinoides (L.) L. var. rotundifolius (Yamam.) Hayata ex Ooststr. マルバアサガオガラクサ 国内産地は与那国島のみ、絶滅危惧IB類
19 ヒルガオ科 Lepistemon binectariferum (Wall.) O.Ktze. var. trichocarpum (Gagnep.) Ooststr. オオバケアサガオ 国内産地は与那国島と石垣島のみ、絶滅危惧II類
20 バラ科 Rubus rosaefolius Smith var. formosanus Cardot アリサンバライチゴ 沖縄県準絶滅危惧、国内では与那国島のみ
21 トチカガミ科 Enhalus acoroides (L.f.) Royle ウミショウブ 絶滅危惧II類
22 トウダイグサ科 Phyllanthus oligospermus Hayata subsp. donanensis T.Kuros ドナンコバンノキ 固有亜種、絶滅危惧IA類
23 トウダイグサ科 Chamaesyce liukiuensis (Hayata) H.Hara リュウキュウタイゲキ 絶滅危惧IA類
24 チャセンシダ科 Asplenium subnormale Copel. ウスイロホウビシダ 絶滅危惧IA類、国内では与那国島のみ
25 地衣類カラタチゴケ科 Ramalina sp. nov. カラタチゴケ属の未記載の新種 産地は与那国島と沖縄島のみ、現時点で未評価
26 セリ科 Hydrocotyle batrachium Hance モミジチドメ 沖縄県絶滅危惧II類
27 スイカズラ科 Lonicera japonica Thunb. var. miyagusukiana Makino ヒメスイカズラ 絶滅危惧IA類
28 シュウカイドウ科 Begonia fenicis コウトウシュウカイドウ 絶滅危惧IA類
29 シュウカイドウ科 Begonia fenicis Merr. コウトウシュウカイドウ 絶滅危惧II類
30 シナノキ科 Triumfetta procumbens G.Forst. ハテルマカズラ 沖縄県絶滅危惧II類
31 シソ科 Coleus scutellarioides (L.)Benth var. crispipilus (Merr.)Keng ケサヤバナ 国内産地は与那国島のみ、絶滅危惧IA類
32 シソ科 Suzukia luchuensis Kudô ヤエヤマスズコウジュ 絶滅危惧Ⅱ類
33 シソ科 Ajuga taiwanensis Nakai ex Murata ヤエヤマジュウニヒトエ 沖縄県絶滅危惧IB類
34 シソ科 Coleus scutellarioides (L.) Benth. var. crispipilus (Merr.) Keng ケサヤバナ 国内産地は与那国島のみ、絶滅危惧II類
35 シソ科 Limnophila fragrans (G.Forst.) Seem. エナシシソクサ 絶滅危惧II類
36 シクンシ科 Lumnitzera racemosa Willd. ヒルギモドキ 絶滅危惧IA類
37 サガリバナ科 Barringtonia asiatica (L.) Kurz ゴバンノアシ 絶滅危惧IA類
38 サガリバナ科 Barringtonia asiatica (L.) Kurz ゴバンノアシ 絶滅危惧IA類
39 キントラノオ科 Ryssopterys timoriensis (DC.) Blume ex Juss. ササキカズラ 絶滅危惧II類
40 キク科 Aster walkeri Kitamura ヨナグニイソノギク 固有種、絶滅危惧IB類
41 キク科 Conyza aegyptiaca (L.) Aiton キクバイズハハコ 沖縄県絶滅危惧IB類
42 キク科 Conyza leucantha (D.Don) Ludlow et Raven ネバイリズハハコ 沖縄県絶滅危惧IB類
43 キキョウ科 Lobelia zeylanica L. マルバミゾカクシ 国内産地は与那国島のみ、絶滅危惧IA類
44 カヤツリグサ科 Cyperus digitatus Roxb. オオホウキガヤツリ 沖縄県絶滅危惧IB類
45 カヤツリグサ科 Cyperus nutans Vahl var. subprolixus (Kuk.) T.Koyama ヒメホウキガヤツリ 沖縄県絶滅危惧IB類
46 カヤツリグサ科 Fimbristylis globulosa (Retz.) Kunth ハナシテンツキ 沖縄県絶滅危惧IB類
47 カキ科 Diospyros eriantha Champ. ex Benth. ヤワラケガキ 絶滅危惧IB類
48 ガガイモ科 Vincetoxicum yonakuniense (Hatus.) T.Yamashiro et Tateishi ヨナグニカモメヅル 国内産地は与那国島と魚釣島のみ、絶滅危惧IA類
49 ガガイモ科 Tylophora tanakae Maxim. var. glabrescens Hatusima ex Yamazaki ケナシツルモウリンカ 準絶滅危惧、沖縄県絶滅危惧II類
50 ガガイモ科 Gymnema sylvestre (Retz.) Schult. ホウライアオカズラ 沖縄県絶滅危惧IA類
51 イラクサ科 Boehmeria yaeyamensis Hatus. ヤエヤマラセイタソウ 準絶滅危惧
52 イラクサ科 Elatostema yonakuniense Hatusima ヨナクニトキホコリ 固有種、絶滅危惧IA類
53 イバラモ科 Najas minor All. トリゲモ 絶滅危惧IB類
54 イノモトソウ科 Acrostichum aureum L. ミミモチシダ 絶滅危惧IB類
55 イソマツ科 Limonium wrightii (Hance) O.ktze. イソマツ 絶滅危惧Ⅱ類
56 アカネ科 Hedyotis auricularia L. ヤエヤマハシカグサ 国内産地は与那国島のみ、絶滅危惧IA類


付録5 与那国島に分布する保全上重要な藻類
番号 科名 種名   特記事項
1 緑藻イワヅタ科 Caulerpa taxifolia (Vahl) C. Agardh イチイズタ 沖縄県絶滅危惧Ⅱ類、海藻
2 緑藻ハゴロモ科 Udotea argentea Zanardini オオハゴロモ 沖縄県絶滅危惧Ⅱ類、海藻
3 紅藻コナハダ科 Ganonema farinosa (J. V. Lamouroux) K. C. Fan et Yung C. Wang ケコナハダ 沖縄県絶滅危惧Ⅱ類、海藻
4 紅藻フジマツモ科 Bostrychia simpliciuscula Harvey ex J. Agardh タニコケモドキ 準絶滅危惧、海藻
5 紅藻ムカデノリ科 Yonagunia tenuifolia Kawaguchi et Masuda ヨナグニソウ 与那国島で発見された新属新種、海藻
6 緑藻 チョウチンミドロ科 Dichotomosiphon turerosus (A. Braun) Ernst チョウチンミドロ 沖縄県絶滅危惧Ⅱ類、淡水藻
7 紅藻オオイシソウ科 Compsopogon coeruleus (Balbis) Montagne オオイシソウ 絶滅危惧Ⅱ類、淡水藻
8 紅藻ベニマダラ科 Hildenbrandia rivularis (Liebmann). J. Agardh. タンスイベニマダラ 準絶滅危惧、淡水藻

  

Posted by 与那国イソバの会 at 00:38Comments(2)あびゃるちま どぅなんちま

2012年06月21日

これが与那国の議会なんだー

今日の琉球新報の記事を見て、外間守吉町長に拍手を送る。
与那国自衛隊配備 防衛局が町長に許可表明促す
町民が今、住民投票に向けて動いている中で、沖縄防衛局長、与那国の防衛協会などの動きに呆れ果てる。



又今日は、与那国町6月議会を行われた。仕事もあるし、放って見に行くわけにはいかないので、午後から行こうと思った。
確か21、22日の二日間一般質問が行われるはずなのに、今日一日で終わった。
その前に、町民にちゃんと知らせて下さいよ。あの自衛隊の音楽会のことを防災無線で散々しらせていたのに、こんな大事なことこそ知らせるべきだ。


4時近くに行った時には最後の議員の一般質問が行われていた。
例の不正入札問題を田里議員が質問していた。私が傍聴席に向かうと、何故か職員が後を付いてきて何やら妙な雰囲気だと思ったら、その後、議長の許しを得ずに写真を撮るなとのお達しを受けた。すみませんが、カメラを手にしてませんが・・・

その議会の内容が不思議だった。入札問題の当時者である、担当課の課長に質問が及んでいるが、答えるのを周りをキョロキョロ、特に議長殿にしきりに合図をしている。なんでかね???
彼に課長としての能力があるのか疑われるところである。それでも、なんで議会の議長にいちいち相槌を打つのか。

う~ん、奇妙だよ。

そういう議会の場面を全町民に見せたいと思ったのは私だけだろうか?

すみませんけど、これは町の大事なことを議論する場じゃないですか?一個人の裁判の場ではありませんよ。
特に異様なのが、担当課長のキョロキョロが目についており、きちんと議論できる状態ではないような気がした。

ふしぎ、ふしぎ、これが与那国町の議会でしょうか?

私達町民はこれで良いか?

他市町村では、議場にこれない町民の為にちゃんとネット、あるいや他の手段を取って伝えている。

みんなで考えよう~  


Posted by 与那国イソバの会 at 22:13Comments(5)与那国島

2012年06月20日

平和の詩「未来に夢をつなげて」


久しぶりの投稿men'sイソバです。

今日、我が娘、息子の通う中学校で平和集会が行われたみたいです。
全校生徒で 平和の詩 「未来に夢をつなげて」という詩の朗読をしたそうです。

    平和の詩「未来に夢をつなげて」

 この島の海と空が大好き
 緑豊かな 美しいこの島が大好き

 忘れないで 昔、武力を使わずに
 すべての人と自然と 平和を愛した
 琉球の人がいたことを

 目をそらさないで
 日本の沖縄の悲しい過去から
 事実を事実として 受け止めて
 もう起こしてはいけない事の
 意味を みんなで考えよう

 もう戦争はいけない
 戦争で死んでいくのは、人間だけではない
 自然だって 死んじゃうんだ
 そして 心も・・・

 拳も 武器も権力も何もいらない
 必要なのは固めた拳を広げ
 手と手をつなぐ勇気だけ 笑顔だけ

 君が一人立ち上がれば変わるんだ
 だから手と手をつなごう
 そうすれば心の壁も 言葉の壁も
 きっと こえられるから

 未来に夢をつなげていこう
 これから どれだけ時代がかわっても
 「戦争はしちゃいけない」 という人々の思いを夢に

 

 






   話はガラリと変わって6月定例議会のはなしですが

  運営委員会をとばして いきなり陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備に伴う沖縄防衛局への要請を決議した。
  
  光ファイバーの整備  陸上競技場の整備  官舎の分散配備  駐屯地の自然および景観への配慮  
  ごみ処理施設の整備  伝統工芸館の建て替え  老人福祉施設と保育施設との整備  
  自衛隊医官などによる医療支援および緊急患者空輸への協力  地元経済への配慮  など九件

  この要請を提案した議員に以前 誘致の必要性について見解を聞かせてもらった事があります。
  「あなたには解らないかもしれないが、とてつもない中国軍の脅威がこの島に対して押し寄せています。
  与那国島民の生命および財産を、いや八重山郡民の生命を守っていただく為に沿岸監視部隊は必要なのです。
  町長のいう 基地誘致による経済効果やらなどと国防を混同してはいけません。
  自衛隊に対して失礼です」
  と、言っていました。

  しかし、
  我々が住民投票条例制定の署名活動を始める日にぶつけてこのような要請案を決議し事の真相をぼやけさそうとしていま
  すね。
 「国防のために ぜひとも我が島に基地を!」
  と言っていたはずが、
  「基地をつくるなら、病院やら、グラウンドやら、機織工芸館やら、、、お願いっ!」
 
  こんなこと言っているから「。。。。は ゆすり たかりの名人」っていわれるんじゃない?
  

Posted by 与那国イソバの会 at 23:01Comments(4)自衛隊誘致反対

2012年06月19日

告示!

与那国町の自衛隊誘致問題を問う住民投票に向けて、条例制定直接請求者代表者承認証書が今日、6月19日13時30分に、与那国外間町長より崎原正吉氏に交付証が手渡され、その後告示された。

町長と崎原氏が固く握手しました。これから町民が自分の考えをちゃんと選択していけるか、日本中、いや世界の人達も注目していると思います。





町民が想いを持って来ているんですが・・・

町長は冷静に対応してくれたと、心より感謝申し上げます。町民あっての行政です。勘違いなさっているお方もいるような気がしました。

昨日から与那国町6月定例会が開会しました。誘致反対されている田里議員、崎元議員にとっては、忙しい毎日だと思いますが、町民の声をしっかり反映して貰いたいと思います。

そんな中、びっくり仰天な決議案が提案されたと聞き、議会に傍聴にいきました。
内容は、「与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊に伴う要請決議(案)」というもので、沖縄防衛局長宛てにもありました。
提出者は、あのI議員ですね。
町民からの声に、慌てふためいて出したという感じを受けました。

要望事項なるものがあり
光ファイバーの整備、陸上競技場の整備、官舎の分散配置、伝統工芸館の改修工事、老人福祉施設と保育施設の複合施設の整備とか、医官等による医療及び緊急患者空輸への協力など。

先般に住民説明会と称して開いた会にて、防衛省より否定的な回答があったものが大方だが、最初の頃そういう餌的なものをちらつかせて島民の気を引いていたようだが、また出たーという感じですね。


そして呆れたのが、賛成意見を述べたT議員は、町長選、議員選には賛成派が多数当選したので、それが民意だとおっしゃる。それに今頃反対して後出しじゃんけんのようなものだと。そして反対した町民を愚かと言い放った。

島の選挙は、民意が反映されるようなものでは無く、ご本人達が一番承知しているものだと思うが、どうでしょう?(笑)
6月10日に行われた県議選に置いては、日頃の悪選挙が影をひそめ、大方の意見はやはり押しつけがなければ民意は反映されるものだと、隅々でその話しが出ていた。

そうじゃありませんか?



追加:残念ながらその要請決議案なるものは、与党多数なので4対2で採択されました。それが今の与那国の現状です。(涙)

今回、自衛隊誘致を反対する町民から出された「条例制定直接請求」は、全国で注目されているもので、たとえ強硬な防衛省が後ろ盾でも、正義を持っている多くの島民は臆することなく進むものだと思います。

どうか、多くの与那国ファンの皆様、与那国島にもっともっと目を向けて下さいね。私達は、絶対前へ進みます。

島が新しく生まれ変わる第一歩だと思います。皆で手を繋ぎ頑張ります!

応援宜しくお願いします!  


Posted by 与那国イソバの会 at 19:12Comments(4)自衛隊誘致反対

2012年06月18日

第一歩が近づいているはず。

いよいよ明日には、条例制定直接請求者代表者承認証書の交付があると思います。

条例制定へ、そして住民投票へと一歩ずつ進むものと思いますが、そこはいろん魔物が潜んでいるはず。島でも自衛隊の事務所がつい4,5日前にできたりと、私達の意に反することが起きていると思います。

名護の当事者である宮城 保さんが来島され、私達はいろいろ学びました。大変なことだと思いますが、島の平和を守る為にしっかり行動したいと思います。
昨日は、条例制定に精通されている井口弁護士さんがいらして下さいました。全面的に応援して下さるそうで、本当に有難いことです。



与那国島のこの出来事は、全国の各マスコミにとっても注目するところで、島での様子を取材する動きがあるようでと言うより、すでに動いているらしい。東京の名うての週刊誌までが島での取材に動いているらしい。どうも、防衛省と土地利権者との繋がりに非常に興味があるらしく、噂によると動き中だとか・・・

この条例制定請求は、島民がきちんと説明を受け、自分達がどこへ進みたいか意思表示ができると思います。分からないままに自分達の島が危ない方向へいくのではなく、きちんと情報を得て選択をしたいと思います。
この条例制定請求の署名事態が直ぐ、賛成・反対ということではなく、島民がどちらかを選ぶ、意思を反映できるということです。

どうか、我が島の進む道をこの際、みんなでしっかり考えましょう。  


Posted by 与那国イソバの会 at 21:54Comments(0)与那国島

2012年06月14日

チマ カティラリヌン! 島は、捨てられいない!

ブログも休みがちですみません。
なにせ、いろんな準備が必要なもんですから、それをやっております。

6月4日に町長に提出した際に、受け取らないと騒いでいた書類は何だ問題が無かったようだ。つい2,3日前に役場よりお呼びが掛ってみんなで出向いたところ、先日悶着のあった書類には何もふれず、事は進むようです。
町民の為にある役場の職員が、町民より防衛省よりにありたいのかなぁと、また疑問が沸いた。
と言うより、現実そうなりたいのかなぁ?町民がいてこそ島は存続するのだがご存じですか?(笑)

町長が現れるまでに、島の歴代町長の写真に目がいった。

うん、あたいもそうだった。(笑)

この島は、いつからプライドを失くしたのかなぁ?いや、それは一部の人間だけだから・・・

黙っていたら、そういうやからの言うがままになるのですが、このブログの効果もあったようで、皆さんから疑問が質問が殺到したようですよ。ありがとうございます!


大事にしようね、我が島を!

  


Posted by 与那国イソバの会 at 22:12Comments(4)与那国島

2012年06月04日

町長へ条例制定請求書・条例(案)を手渡す

※説明不足があったようです。末尾に書いてありますので見て下さい。


今日、6月4日に外間与那国町長へ、「与那国町条例制定請求書」、「与那国島への自衛隊基地建設の民意を問う住民投票に関する条例(案)他を提出した。

午後2時より町役場へ与那国改革会議(町議2名含む)、イソバの会の7名が行き、崎原正吉さんが読み上げ町長へ手渡した。



多くのマスコミも取材に駆けつけた。それだけ世の中を騒がせている問題ですからね。



手渡して帰るつもりが、町長と総務課長が突然「与那国町条例制定請求書」を拒否し始め、マスコミを外へ出す。

お二人の手には、周到に用意された物があり、最初からそうするつもりだったのか?

拒否した原因は、その内容だと思うが、これまでの経緯と賛成、反対の署名数が明記されていたのと、住民の意思を尊重するようにと書いてある。



そこで違和感を感じたのは、町民の代表であり町民の為にいるはずの総務課長が、町民の気持ちを受け止めようとしない姿勢に。いったい誰の為にやっているのか、後ろにいる防衛省なのか?一部の利権者の為か?何か勘違いをなさっているのではないでしょうか?

本当に島の為に行政を行っているのかなぁと、怒りと信頼する気持ちをまた失った。





NHKの取材を受ける崎原議長。

まぁいろいろあろうかと思うが、これからみんなで頑張ってこの島の平和の為に行動していきましょう!


それぞれ入り組んだ人間関係をこれ以上壊さない為にも、お互いに話し合いをし、知恵を出し合い、この島の未来の為にも動くことが大事ではないか?

沈黙をするだけで、物事は解決しないと思うが・・・


追加:出かけに急ぎUPしたブログは説明不足があったようだ。
3つ出した書類の2つは、「条例制定」へ向けて進む為に要件を満たしていたので、後は議会で図り進むものと思う。
拒否したものは、取りあえず預かりで受け取って貰ったので、町は前へ進まないといけないと思います。

住民投票へ向けて走り出した状態ですので、これからの行方を見守って下さい。詳細は、明日の報道を見て下さい。  


Posted by 与那国イソバの会 at 19:58Comments(4)自衛隊誘致反対

2012年06月01日

公正な選挙を行うためには?

押し問答の末に、出される書類だが、何故?

選挙人名簿縦覧に行ったら、たった1冊しかなく、もっと置くようにと要求したら拒否された。

県選管より指導があり、やっと対応する。

この島の選挙管理委員会のあり方が問われる。全てが一方で固められ、公平公正に行われるか不安になる。

みんなで監視しなくては、そして選挙に行きましょう~


  


Posted by 与那国イソバの会 at 19:32Comments(0)与那国島