2012年01月20日

平和な島の発展とは?


先日、石垣市議の石垣光男さん、
八重山教科書問題で協議会の会議録開示要請をされた藤井さん、
竹内さんがわざわざ石垣島より来島、与那国町の全家庭にビラを配布した。


・平和な島の発展に基地は必要?

基地ができて、平和で豊かになったと言う事例はない。
町長がいくら自衛隊にしか使わせないと言っても、安保条約がある以上
自衛隊と米軍の基地共同使用が明白である。
ケビン・メアの発言にもあるように、すでに米軍が拠点化を目論でいる。
普天間基地の問題がこの小さな与那国にも起ころうとしているのだ。

誰よりも戦争を体験した牧野トヨさんの言葉こそ現実味がある。
『備えのあるところに弾は飛んでくる。基地を作ると狙われる』
沖縄戦で、本島から遠く離れたこの島も空襲を受けている。
その標的となったのは、工場の煙突や日本兵が使用していた通信施設。
上空から軍事施設と誤認されたのだと考えられる。
基地を作るという事は、大きなリスクを背負う事でもあるのだ。


・与那国の発展は基地のない平和な島であってこそ
島の特性を活かした島興し。
国境を活かした台湾、中国、アジアとの交流で発展を。
医療、福祉と教育の格差解消は国境を守っている住民に対して保障すべき。

たった一枚のビラだけど、たくさんの事が分かり易く書かれていると思う。
その夜は、遅くまで基地問題、八重山教科書問題について語り合い、
学びあい、今後の活動意欲を高めた。

平和な島の発展とは?

基地誘致と言う大きな問題なのだから、たくさんの情報を集め、
いろんな分野の専門家の講演会を開き、
全ての住民が積極的に取り組めるよう町役場は考えていただきたい。
私達は住民として未来においても禍根を残さない正しい選択を
しなくてはいけないのだから、目先の利欲に惑わされないで
慎重に学ばなくてはいけない。
基地誘致反対行動を起こしてから、いろいろな団体、さまざまな分野の専門家、
観光客の方々、個人の方からの支援の声が耐えない。有難い事ですね。

平和な島の発展とは?

自然豊かな与那国は、いつまでも変わらずにみんなの心が安らぐ
美しい平和の島であって欲しいと言う願いが込められている。。






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Posted by 与那国イソバの会 at 15:24│Comments(3)集まり
この記事へのコメント
基地誘致以外の振興策が無い現実が非常に残念です。しかし、自衛隊、米軍反対の声は強いのに、尖閣諸島の中国船の通行には抗議活動の声が聞こえないのは、どうしてですか?反米親中派でしょうか?共産主義者の集団ですか。回答をお待ちしています。
Posted by うーまくー at 2012年01月20日 17:00
うーまくーさん、

尖閣列島の中国選通行に抗議活動がきこえないからといって
反米親中派というわけではありません。それは国対国の外交問題で解決するべきであり、もちろんだからと言ってよその家にはいてきて勝手な行動をするものをだまってみすごしていいわけがありません。まずは、自分の足元に起きている問題、自衛隊誘致に今はエネルギーをそそがなければならない時期ですので、このことを優先的に行っているだけです。

これは自衛隊誘致反対の私一個人の意見として受け止めてください。

とにかく、前例をつくらないことです。一度前例をつくりますと、前例があるからと次から次と問題は広がっていきます。
Posted by 見守る人 at 2012年01月20日 19:42
見守る人さん
回答ありがとうございます。
前列を作ることにより様々な問題が発生する事が心配なのでしょうか。確かに自衛隊を誘致する事によるメリット、デメリット、また、自衛隊を誘致しない現状のままでのメリット、デメリットを比較し話し合いをすべきなんでしょう。与那国をより良くしたい気持ちは誘致、反対派は一緒ですね。前列としては、宮古島や久米島を参考にしてはいかがですか。両島共良い前列でしょう。ぜひ参考にしてはいかがですか。
私の考えは振興策と防衛問題は別々に考えるべきであると思います。南西諸島の国防強化は必要不可欠であり、寧ろ遅いくらいです。その事は最近の尖閣諸島問題をみても明らかです。
ぜひとも、与那国の将来のために、良い方向に向かう事を願っています。
Posted by うーまくー at 2012年01月22日 07:01
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